・能率の原則の影’①毎年査定だと1年以内の成果を出せるような仕事ばかり ②目標の達成度を見るとすると、低めの目標を掲げるのが賢い人間 ③制約件数が基準なら採算は度外視さえる、④部門間のクレームは誰も処理しない、⑤目標の設定に客観的根拠がないと評価も客観的ではない

・合理的判断’ 未来の自分も含めた他人にも合理的に説明できるようなもっともらしい理屈を考えるためのプロセス。XXXXよりはまだマシな選択肢だったと言い訳する。あくまで比較対照として複数の明らかに見劣りするような代替案を用意することが多く、納得性と後々の説明責任を考えるとそれが重要な手続き。 皆で納得するには、複数の代替案を比較検討した結果、それが最善だと皆で確認する手続きが必要。

・やり過ごし 指示がでされてもやり過ごしているうちに、立ち消えになることがある=53.4% イオンは81.1%  的はずれな指示は部下のやり過ごしによって濾過され、上司に恥をかかせずに、正当な指示に対する業務だけがラインに流れることになる。やり過ごし事態には、こういった組織的破綻を回避する機能がある。

・尻ぬぐい 係長相当の職場リーダーが行うが、このストレスに半永久的にさらされるのでは、とても身がもたいので、一般的には係長暮らすには滞留期間が設定されている。課長などに抜けていくという見通しがあってこそ、はじめて人はストレスに耐えていられる。