[2016.11.8.] 金融庁はスチュワードシップ・コードの原則として、コンプライ・オア・エクスプレインベースでの対応を求めるとしている。ただ、これにより、以下のように副作用が多いのではないかと懸念される。

  1. 企業から投資家への圧力が懸念される。
  2. 信頼関係が損なわれ、投資家と企業との対話が後退する危険がある。
  3. 社会や顧客からの目に見えない雰囲気や圧力により、投資家が賛成・反対を決めてしまう危険がある。
  4. 一部の投資家が企業に対する議決権行使の開示に積極的ではないという話もあるが、コミュニケーションをしっかり取れば開示されることが多いはず。

日経記者に対する回答